2007年01月26日

今日の般若湯

カリフォルニア

<アンチョコ>
Chardonnay "Private Selection" [2005]

世界的なワインを多く生むモンダヴィらしく、
奇を衒い過ぎずに果実味の本質を追求したワインです。

トロピカルフルーツの豊かなアロマ、いきいきとしたキメの細かい酸、
スムーズで爽やかな喉越し、クリーンな清涼感を感じさせ、
飲む人全てに豊かな時間を提供してくれるシャルドネ。

モンダヴィのシャルドネといえばナパやカーネロス産が有名ですが、
今では他のシャルドネ銘醸エリアにも進出して、
お膝元のナパやソノマに産にも負けないワインを造っています。

プライベートセレクション シリーズで使用されるブドウが
栽培されるセントラルコースト地区は、今ではナパやソノマにも
勝るとも劣らない多くのブティックワインが生まれ、
近年ではモンダヴィやベリンジャーなどの規模の大きな生産者も
続々と進出してきているエリアです。

モントレーはセントラルコーストを特徴づける地域として、
ロバートモンダヴィが長期間に渡って投資を行ってきた地域で、
モンダヴィの自社畑は過去5年間に3倍の面積に達し、
厳密かつ科学的に管理された畑は優れたスタッフの
人間的な感性によって磨かれています。

◆カリフォルニアワインの父 ロバートモンダヴィ

1966年の創業以来、カリフォルニアワインを世界の檜舞台に押し上げ、
その功績を讃えぬ者はいない存在のロバート・モンダヴィ。

R・モンダヴィが語る【ワイン造りは科学であると同時に芸術である】は
あまりに有名な言葉ですが、その裏には、様々な試行錯誤の連続がありました。

いち早く導入した温度管理可能なステンレスタンクでの醸造、
コンピュータを駆使した生産過程の管理、成分化学分析に裏づけされた
収穫時期の決定、テロワールに適したクローンの選抜など、枚挙にいとまがありません。

現在でこそ、伝統的なフランスの銘醸地でも取り入れられる手法の数々ですが、
当時のフランス人醸造家達はこれを見て、カリフォルニア・ワインを
ヴァン・ド・シミク(科学的ワイン)と嘲笑しました。

しかしR・モンダヴィ・ワイナリーが、全て科学的根拠のみでワインの生産を
しているのかと言うと、決してそうではありません。

数年前から試用する、大樽発酵に象徴されるヨーロッパの古典的手法も取り入れ、
旧世界の生産者達が忘れた原点回帰をも実践しています。

各国を代表する生産者とも手を組み、オーパス・ワン等【芸術】を次々に
生み出すR・モンダヴィには、常に目が離せません。

Posted by sugishin at 2007年01月26日 20:17
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